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お悩み解決コラム

女性の更年期と加齢臭の関係

2021.1.18

女性の更年期と加齢臭の関係更年期の症状のひとつ

一般的に女性の閉経は50歳頃が多く、その前後5年間、合計10年間を更年期と呼んでいます。この更年期に起こる様々な体調の変化が、いわゆる更年期障害です。最もよく知られているのは汗がダラダラと流れたり、ホットフラッシュと呼ばれるほてりやのぼせでしょう。また、精神的な面ではイライラしたかと思えば、くよくよするといった具合に、気持ちの浮き沈みが激しくなるのも特徴です。

そんな更年期の症状には、臭いも関係しています。男性、女性共に年齢を重ねることで特有の臭い、いわゆる加齢臭がしてくることはよく知られていますが、女性の場合、加齢臭の根本的な原因に更年期が関係しているのです。

なぜ加齢臭が起こるのか

そもそも加齢臭の原因になる成分は「ノネナール」と呼ばれるもので、これが皮脂を酸化させることによって独特のにおいを発生させます。特に皮脂腺が多い頭皮や胸元、脇や背中辺りは、皮脂の量も多くなり、加齢臭も強くなりがちです。

加齢臭は男女共に40代からひどくなり始めますが、特に女性はホルモンが大きく関係しています。閉経が近づいてくると女性ホルモンの量が減り、今度は男性ホルモンの量が増えるからです。更年期に入るまでは女性ホルモンが優位なため、皮脂量は抑えられていますが、更年期に入って男性ホルモンが優位になることで、皮脂の分泌量も連動して増え、加齢臭がひどくなっていきます。

女性の加齢臭は長く続く

【イソフラボン】

女性の加齢臭は、更年期に入るにつれてひどくなり、しかも長く続くのが特徴です。これまで分泌されていた女性ホルモンの代わりに男性ホルモンの分泌量が増えることと、更年期の期間がおよそ10年と長期間にわたることが挙げられます。また、皮脂という油分が酸化して発生する臭いのため、洗っても落ちにくい点も女性の加齢臭が目立ってしまう原因です。

対策としては、減ってしまう女性ホルモンに似た構造を持つ大豆イソフラボンを摂取するといいでしょう。加えて、ボディソープを加齢臭対策専用のものに変えるのもおすすめです。加齢臭の原因となるノネナールをすっきりと洗い流し、加齢臭を取り除いてスッキリさせます。加齢臭とは長い付き合いになると考え、好みの香りのボディソープをあれこれ試して楽しむくらいの、心のゆとりを持つとよいのではないでしょうか。