お悩み解決コラム

「ワキガはうつる」という噂は本当? 気になるその真相とは

2018.11.13

昔からよく聞く「ワキガがうつる」という説。
自分の臭いが気になってしまった時や衣服やタオルの貸し借りの時、体温計の共用の際など、つい気になってしまう人もいますよね。

しかし本当にワキガはうつるのでしょうか?噂の真偽とその理由を紹介していきます。

「ワキガ」はうつる?うつらない?

脇の下の汗が刺激のある臭いを発してしまうワキガですが、実は病気ではなく体質による部分が大きいです。

ですから、ワキガが別の人にうつるということは、まず考えられません。

ワキガの臭いの原因は「アポクリン腺」という汗腺から出る汗で、このアポクリン腺の量が生まれつき多い人がワキガになりやすいということが分かっています。
アポクリン腺量は遺伝子により決定されているので、生活の中で急に増えたり減ったりすることはなく、ワキガの人の汗が付着したとしてもそれによってアポクリン汗腺量が「うつる」可能性は0%です。

またワキガ体質の人とそうでない人は、汗の量や皮脂・脂質量などの肌環境が異なるため、ワキガの臭いを発する菌などが肌についた場合でも、菌が繁殖を起こす心配はありません。

つまり、有名な「ワキガうつる」説は嘘であるということですね。

ワキガがうつったような症状が出るのはどうして?

ワキガはうつりませんが、衣服の交換を行った後から自分も体臭が気になり出してしまったという意見もみられます。

これはほとんどの場合、ついた汗の臭いがきちんと取れていないため起こる現象です。ワキガの臭いは普通の洗い方や洗濯では落ちない場合もあるので誤解されやすいのですが、肌や衣服についた菌をしっかり洗い流すことができれば臭いは薄れて消えていきます。

また「突然ワキガの症状が現れ出した」という場合には、ワキガ体質が発症したのかもしれません。これはアポクリン汗腺が元々多い体質だった人が、生活の中でワキガを発症してしまったケースです。
もしワキガの体質を受け継いでいても、全ての人が発症するという訳ではありません。
更に発症する時期には個人差があるため、いつ発症するかは分からないのです。

ワキガの対策方法

ワキガを発症してしまった場合、できるかぎりすぐにワキガ対策を行っていきましょう。

オススメは体臭を抑える効果のある専用石鹸や重曹石鹸、ミョウバン石鹸などを使って体を洗うこと。これらの石鹸には悪臭を出す雑菌を減らす作用があるため臭いの改善に効果が期待できます。

ただし、洗う際にゴシゴシ力を入れて洗うのはNGです。乱暴に洗うと肌を傷つけ、ワキガを悪化させてしまう原因になってしまいます。
しっかり泡立て優しく泡を滑らせるように洗っていきましょう。

他にはこまめにワキ毛処理を行ったり、汗をかいたらなるべく拭く、交換できる汗脇パットを使うなどして雑菌が増えないよう気をつけていくことも大切です。

多くの人が悩みに感じている「ワキガ」。 正しい知識と対処方法で、臭い症状を改善していきましょう。