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お悩み解決コラム

【臭いが気になる女性必見!】生理周期と体臭の関係性

2018.11.26

男性に比べて女性は体臭で悩む人が少ないイメージがありますが、生理前や生理中は体臭が強まったり変化することがあります。 しかし、なぜ生理周期で体臭が発生してしまうのでしょうか?今回はその原因と対策方法を紹介していきます。

原因は「女性ホルモン」?

女性の体と密接な関係のある「女性ホルモン」ですが、生理周期によって分泌のバランスが大きく変わり、それにともなって体にさまざまな変化をもたらしています。体臭の変化もその1つです。

生理前や生理中に体臭が強くなるのは「プロゲステロン」と呼ばれる女性ホルモンの働きが活発になっていることが原因です。
このプロゲステロンは別名黄体ホルモンとも言い排卵直後から卵巣で作られる女性ホルモンで、受精卵を着床しやすくするために体温を上げる作用があります。
妊娠環境を整えるためには非常に大切なこのプロゲステロンですが、体温が上がることで汗や皮脂量が増えて、体臭を発するようになってしまうのです。

また汗や皮脂が増加することで、雑菌も増えやすい肌環境に傾き、臭いはより強くなります。雑菌の繁殖を放置していると、皮脂が酸化し洗ってもなかなか臭いが取れなくなることも。
排卵から2週間前後(生理前〜生理中)はこのプロゲステロンの影響が大きいため、意識的に清潔を保ち体臭ケアをしていくことが大切です。

生理前や生理中の体臭対処法とは

生理前から生理中に強くなる体臭のケアの大切なポイントは、雑菌を繁殖させないこと。つまり、「清潔を保つ」という基本的なポイントを疎かにしないことが大切です。

特に体臭の原因となる臭いのある汗を出す「アポクリン腺」という汗腺が多い「脇」部分のケアを重点的に行ってください。

汗をかいたままにしていると臭いが強くなってしまうことも多いため、汗が出た際にはなるべく早めに拭き取るよう心がけたり、汗ワキパットなどを使用しこまめに取り替えましょう。
また脇のムダ毛は雑菌の繁殖原因となるため、ムダ毛処理を行うことも効果的です。
脇毛が無くなることで臭いを発する菌が増えにくくなり、体臭の軽減に期待できます。

それでもやはり臭いが気になる場合には、体を洗う際に抗菌成分が含まれた石鹸などを使うのもオススメ。重曹石鹸やミョウバン石鹸などを使うと、酸化して落ちにくくなった臭いも効果的に落とすことができます。

また、洗う時には石鹸をよく泡立てて、皮膚を傷つけないように優しく洗うことも大切なポイントです。
ゴシゴシと乱暴に洗ってしまうと、皮膚が傷つき炎症が起こったり体臭が悪化してしまう原因にもなってしまいます。

女性である以上、生理周期によって体にさまざまな影響がでてしまうのは仕方がないことですが、できるかぎり体臭は押さえたいものですよね。
自分の体に起こる変化をしっかり知って、効果的な体臭抑制対策を行っていきましょう。