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タバコで体臭は悪化する!?「加齢臭とタバコ」の関係

2018.11.26

年齢を重ねた多くの人が発する体臭であることから「加齢臭」と呼ばれることになった「におい」には、加齢以外にもタバコやお酒などの嗜好品が影響しているのだと言います。

生活習慣によってにおいが悪化するのであるならば、その見直しによって体臭を予防したり、軽減したりすることも出来るはずです。
まずはタバコと体臭の関係について把握してきましょう。

「タバコ」と「体臭」の関係

1.ニコチンとアポクリン腺

ワキガの原因は、アポクリン腺から分泌される濃度の濃い汗が臭いの原因菌が繁殖する際の栄養源となってしまう事です。
タバコの煙に含まれるニコチンは肺から吸収されて脳へ働きかけ、交感神経を経由してワキに存在するアポクリン腺を刺激し、アポクリン液の分泌量を増やしてしまいます。
これが、タバコが体臭を悪化させる一つのメカニズムです。

2.ニコチンと視床下部

タバコに含まれるニコチンには中枢神経を興奮させる効果があります。脳の視床下部を刺激してエクリン腺からの発汗量を増やすため、アポクリン腺液によって分解、繁殖した原因菌によるにおいをより周囲に拡散しやすくなるのです。
においそのものが強くなるとともに「飛躍性」が高まるため、周りの人々からすれば格段ににおいがきつくなったと思われてしまうでしょう。

3.タバコと肺胞内二酸化炭素濃度の関係

タバコの煙にはニコチン以外にも、一酸化炭素、二酸化炭素、タールなどの成分が含まれています。
呼気中にこういった成分が含まれていると血液中の酸素飽和濃度は薄くなり、汗のアンモニア臭が強くなってしまうのです。

4.一酸化炭素とノネナール

タバコの煙に含まれる一酸化炭素には、体内に吸収された時に中性脂肪などを酸化させる働きがあると言われています。
脂肪が酸化する際に発生する「ノネナール」という成分は加齢臭の原因として知られており、分泌される量が多いほどにおいはきつくなるでしょう。 また、この酸化作用は全身に及びますので、代謝機能も徐々に弱体化して老廃物の処理にも影響をもたらす恐れがあります。

タバコを愛好する生活習慣から脱却できない限りは、ニコチンなどの成分がもたらすこれらの体臭悪化効果を取り入れ続けているという事になります。
愛煙家にとって禁煙は多大な苦痛を伴うものですから、すぐに完全禁煙と言う訳にはいかないかもしれません。ですが、加齢臭を防ぐにはすこしずつでもタバコの量を減らしていく努力が必要です。

自力でタバコの本数を減らせない場合は医療機関でも禁煙サポートを受けられますので、思い立ったらすぐに問い合わせてみることをおすすめします。