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お悩み解決コラム

花粉症の原因と敏感肌の関係

2019.2.21

花粉と敏感肌の関係

花粉の時期は色々なところで花粉症の方々がマスクをされているのを見かけます。花粉症の方の第一印象は、目からは涙、鼻からはくしゃみや鼻水と戦っている辛そうな姿ではないでしょうか?
ですが花粉でダメージをうけるのは、目や鼻だけではありません。あまり知られていないかもしれませんが、花粉は肌にもダメージを与えており、皮膚トラブルの原因ともなっています。
特に敏感肌の方は花粉の季節になると肌が乾燥してしまい、ますます肌の状態が悪くなる、皮膚トラブルが起こるという経験をされているのではないでしょうか。
花粉症で敏感肌の方は花粉が刺激となってしまい、元々敏感肌ゆえに大変な思いをしている肌状態がこれでもかと悪化してしまい「花粉皮膚炎」と呼ばれる症状となってしまうので注意してください。

皮膚トラブルの怪物「アレルゲン」

皮膚トラブルの怪物「アレルゲン」

なぜ花粉が原因で皮膚炎となってしまうかというと、花粉がアレルギー反応を起こす「アレルゲン」という抗原になってしまうからです。
人間の体に異物(抗原)が入ると、体の中では抗体が働き始め、体に対して悪影響を及ぼす細菌を排除しようとします。人間の抗体は働き者ですが、
頭はあまりよくないので、本来体に害のない花粉(アレルギー物質)でも、目からは涙、鼻ではくしゃみや鼻水を流し排除するようにします。
あまり気にされてない方もいますが、やはり働き者の抗体は皮膚から花粉(異物)が侵入した場合も一生懸命に働きます。
抗体が一生懸命花粉という名の異物を排除しようとした結果、炎症が起こり肌荒れとなってしまいます。
このメカニズムは花粉以外の様々なアレルギーも同じです。

敏感肌の方のためのアレルゲン対策

敏感肌の方は皮膚を守りましょう。まず意識して頂きたい事は、花粉が入りこみやすい肌とはどんな肌なのかという事です。花粉が入り込みやすい肌とは乾燥肌です。花粉の季節になると肌が乾燥しやすいのはしょうがない事ですが、しっかりと保湿ケアをしてあげてください。乾燥肌を防ぐ事が一番の対策となりますので、保湿を心がけて皮膚に薄いバリアーをはることによって、花粉から肌を守ります。保湿は花粉以外にも、ハウスダストや工事現場の埃対策にも有力な対処法となります。