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お悩み解決コラム

季節で見るアトピーの悪化要因と対策

2018.11.26

アトピーは、季節によって症状の出方に違いがあります。人によって異なりますが、夏や冬にアトピーが悪化してしまう方が多いと言われています。
また、季節の変わり目に症状が悪化してしまう方も多いのではないでしょうか。

今回のコラムでは、季節ごとにアトピーが悪化する原因と対策方法をご紹介します。

春のアトピーは、花粉やストレスが影響する

春にアトピーが悪化する原因は、スギやヒノキなどの花粉が考えられます。
また日本では、4月は新年度ということもあって職場や学校などの環境の変化がストレスとなり、アトピーの症状が悪化したり、アトピーを発症してしまうことがあります。
また、環境面が変化することで、食生活や睡眠など、生活面の変化がアトピーに影響を与える場合もあります。

この時期のアトピー対策は、花粉への対処をすること、ストレスを溜め込まない対策、規則正しい生活を心がけることなどが挙げられます。

夏のアトピーは、汗と紫外線が影響する

夏にアトピーが悪化する原因は、汗による刺激と紫外線が考えられます。
肌のバリア機能が低下しているアトピーの方にとって、汗はかゆみをひどくするため、アトピーの症状を悪化させる原因になります。また、紫外線の刺激や、あせもがアトピーに影響することもあります。

この時期のアトピー対策は、汗対策です。外出先ではこまめに汗を拭き取り、家に帰ったらすぐにシャワーで汗を流すのもオススメです。また、室温を下げ過ぎない範囲で、エアコンをずっとつけておくのも汗対策の選択肢のひとつです。外出時は、しっかり日焼け止めも塗りましょう。

秋のアトピーは、汗と乾燥が影響する

秋にアトピーが悪化する原因は、汗と乾燥が考えられます。この時期は、アトピーの症状が落ち着く時期と言われていますが、暑くなって汗をかいたり、逆に寒くなって肌が乾燥したり、気温の差が激しく肌の調子を崩す原因になります。
アトピーの対策は、気温の変化にしっかり対応することです。暑い日は夏と同じく汗の対策をし、寒い日は保湿を念入りにしましょう。また、ブタクサやヨモギなど、秋の花粉の時期でもあるので花粉対策も忘れずにしましょう。

冬のアトピーは、乾燥が影響する

冬にアトピーが影響する原因は、何と言っても乾燥です。
アトピーの肌はただでさえ乾燥していますが、この時期はさらに肌を乾燥させます。また乾燥により肌バリアが弱くなり、かゆみやアトピーの症状がひどくなる場合があります。

アトピーの対策は、もちろん保湿ケアです。保湿は肌のバリア機能を助ける意味で、年中ケアすることが大切ですが、
冬は特に念入りに保湿ケアすることをおすすめします。

アトピーの症状は季節によって悪化する原因が異なります。また、人それぞれ、悪化しやすい季節があるかもしれません。

悪化原因や、アトピーが悪化しやすい時期を把握して、しっかりアトピー対策をしてみてください。